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ぬくもりの鐵路
2013/1/19 Photo&Text byMORIAO
純粋に三陸鉄道とこたつ列車を楽しむつもりながら、やはり震災とは切っても切られず、ついつい意識しがちになってしまいましたが… 八戸線の車掌さんも三陸鉄道で案内してくれたアテンダントさんも、そして「なもみ」に扮したおじさんも…震災の事実を受け止めながらも力強く復興に歩み、地元と アピールするポジティブさと、「乗りに来てくれてありがとう」という感謝の念に満ち溢れていたのが印象的でした。 こたつ列車の物理的な温もりが目当てで思いついた今回の移動ですが、被災地に生きる人々の気持ちの温もりを認識できたことが何よりの収穫だったと思います。 この経験を糧に、旅行を通じて経由地や目的地の見聞を広めるだけでなく、そこに生きる人々の気持ちに自然体で触れていく機会をもっとつくっていきたいです。