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第6部:めいてつを いってもどって セントレア
そろそろ自分も、この特急に乗ってみたくなったのでホームの特別車券売機にて指定券を買い求め、列車の到着を待ち受けます。 やってきたのは、快速特急の岐阜行。先頭は、一般車(自由席)を連結した8両編成です。
あれ?展望席は…??
例によって、列車に乗ることで思い出を培う旅路となってしまったわけですが、旅に対する達成感や満足感は人それぞれであり、これといって決まりきったものではありません。 でも、目的はどうであれ移動する手段に「ただ乗ってる」だけではもったいないです。景色を見る、くつろぐ、そして眠る…それぞれの過ごし方を印象としてとどめておく事で、何気なく利用したものが後々に思い出になりうるのではないでしょうか。 鉄道に限らず、バスに飛行機。それぞれを利用してみて、「味気ないものにさせない」工夫というものを随所に感じ取る事が出来ました。 個々の価値を重んじる時代、利用したそれぞれの人々の記憶の中に宿れるような、そんな顔ぶれとたくさん巡り会えたような道中でした。 さらに、今回は利用した移動手段の先々で、率先して上級クラスをチョイスしたこと、このことで今一度、至高のもてなしというものを受けながら、各々のポテンシャルを存分に堪能できたと思っております。 共通して言える事は、負の格差の是正といいましょうか、とにかく一般のクラスとの金銭面の開きが大きくない事、最近の傾向にある気軽なゼータク感が拡大の一途を辿っているのは嬉しい事であります。 サービス面での大きな差も同時になくなりつつありますが、、そんな中でもどこかしら多めに投資してよかったと思わせる、安らぎが確保されていて、どれもこれもどっしりと構える事ができました。 たくさん乗って、またさらに乗りたくなる…特別乗りつぶしとかを極めたいと思ってなくても、目を引く存在の登場がどんどん意欲を掻き立ててくれるはず。 さぁ、次はどこに乗りに行きましょう…